株FXの毒舌な妹だよ♪(▶Twitter)
妹の中の人はファンドマネージャーとして勤務後 (元機関投資家だよ)、現在は独立して株式投資家として生活しているよ♪
過去の相場予想のリンクはこちらを読んでね♪ (◀30社以上連続で、ほぼ100%的中しているよ♪)
★「自己紹介」を読んで「私(中の人)の経験が面白そうだ!」と思ったら▼を読んでみてね♪
【株FX】そーせいグループ(東証:4565)
そーせいグループは、バイオ研究の大手企業だよ♪
名前だけ聞いたことがあっても、何をやってるかまでは知らない人が多いんじゃないかな?
人間のタンパク質を研究し、喘息(ぜんそく)や神経疾患(ナルコレプシー)など、数多くの病気を治療する研究を行っている創薬会社だよ♪
業績
まずは業績やファンダメンタルを見てみよう♪
( ▼クリックで画像が大きくなるよ♪ )
営業利益は黒字と赤字を繰り返しているよ♪
配当がないこと、業績予想が非公開(N/A)になっていることは気になるかな♪
PBR3.3倍は普通~やや割安くらい。
この企業の良好な点は、BPS(1株当たりの純資産)が毎年増え続けていること♪
営業利益が不安定なことを見越して、純資産を増やす工夫をしてきた企業と言うことだね♪
自己資本比率が65%と高めなのも◯♪
毒舌な妹の分析
今日の解説は「リクエスト記事」なので、いくつかの電子書籍を読んでいることが前提になるよ♪ (追記:リクエストは現在募集終了しているよ♪)
①含み損を抱えている人物を特定する方法
②オルトプラスのストップ安で苦しんでいる方へ【仕手株の攻略法】
を読んでいると、理解が深まるよ♪
★テクニカル分析
そーせいの日足チャート(クリックで画像が大きくなるよ♪)
この株の最初の重要ポイントは、2020年5月19日~6月30日の高値で買った投資家層♪
7月1日(=画像の左側のオレンジ縦線の日 )以降の株価急落は、明らかにこの層をハメることが狙われていたよ♪
◯含み損を抱えている人物を特定する方法
の解説の中で出てきた具体例の1つと、よく似た状況が発生しているね♪
含み損の記事や「ナンピンと機関の手口」でも書いた通り、個人投資家が買い集まった株( 6月25~30日の層 )は下落させられる可能性が高いんだ♪
上昇トレンドが始まるには、その人達の中から、一定数が損切りしないと、中々上昇トレンドは始まらない。
続いて11月20日( =非画像右側のオレンジ縦線の日 )のチャートと出来高を見てみよう♪
この日で「微損で決済」した人が多いよ♪
私が持っているツールでは、11月20日の出来高が多い日で、6月25日付近の株価で買った層が『ゴソッ』と減っている。
この11月20日で多くの人(出来高)が微損で損切りしたから、株価の上昇トレンドが始まったということだね♪
( いわゆる「やれやれ売り」という現象で、「日本コークス」の場合は10月20日、12月25日の異常な大量出来高の2日間がかかったけど、本質的に起こった内容は一緒だよ♪ )
質問をしてくれたお兄ちゃんはオルトプラスを読んでくれていたので、全く同じ方法を使うと、この株に参加した複数の機関/大口のうち最も力のあった法人は★日付近に買い仕込みをしていたことが分かるね♪
(★の数字は,読んだ人なら見つけられるはず♪ 万が一読んでも気づけなかった人は、Twitterに質問してね♪)
いくつかの記事にたびたび出てきた「機関の買い支え検出ツール」では、加えて8月4日、8月31日にも反応が出ていたよ♪
8月4日、8月31日、★日、これらの日に現物で買って気長に放置( 今回はどの日で買っても平均取得単価は1400円台 )
しておけば、1400円が、2050円まで上がって『プラス46%』で大きな利益が出せたね♪
デイトレードする人
◯デイトレで上昇トレンドの波に乗る方法
なら、どの日でも1分足(5分足)の上昇トレンドで利益を狙うことが出来るよ♪
スイングトレードや中期投資する人
基本は先程のテクニカル分析の通り♪
ここ数日は、▲の底値からすでに46%以上も上昇していて、安全に投資できる時期(8月11日、8月31日、9月★日 )は過ぎてしまったので、持ち越しはある程度のリスクを伴うよ♪
数日前までは、野村やUBS AG、メリルリンチなどが上げ下げで攻防していたけど、現在は日経平均が28000円超えの超強気相場なこともあり、同時に買い方向に向かっているね♪
この強気相場で上昇中の株リストにそーせいは入っており、11日に紹介して翌朝は終値プラス1.9%、高値で3.7%上昇したね♪
長期投資する人
次の章から「ファンダメンタル分析」を行うけど、次章の内容が理解できる人だけが投資しよう♪
今回の決算の説明は「今までのどの記事よりも難しい」よ♪
こうしたバイオ企業の決算は「医学研究の進捗」に関する内容が中心なので、医学知識がないと、読む人によっては「何回読んでも分からない」人が続出すると思う。
こうしたバイオ研究企業の株価は「目先の業績の数字」よりも「研究成果」の方が重視されるんだ♪
バフェットの名言にもあるように
「自分が理解できるビジネス内容だけ投資せよ」
ということだね♪
「決算引用の太字」と「毒舌な妹の太字カンタン要約」の部分だけ読んでね♪
最初に復習として、この企業は「人間のタンパク質を研究し、病気を治療する研究を行っている会社」だよ♪
最初に決算内容の要約♪
◯最初の▲の業績の章で「営業利益の不安定さを見越して、純資産の増加を大切にしている( 貯金を増やしている )」と言ったように、やはり会社自身、研究の継続のために、資金提供の契約、増資、投資を積極的に行っていたようだね♪
◯「喘息( ぜんそく )治療に関する研究は、かなり進んでいて欧州連合や世界的にも技術を認められている」よ♪
◯「オレキシン受容体」についての研究( 神経疾患の治療の研究 )の成果を認めて、追加で4000万ユーロ( 約50億円 )を出資してくれる会社が現れたみたいだね♪ 次章の決算に出てくる医療専門の投資会社以外にも、いくつかの外資企業が、そーせいに出資したと、たびたび日経新聞などでニュースになるね♪
決算内容の解説
「最新決算(2020年11月11日)より引用」
※人によってはカナリ難しい内容なので注意!
現状のような困難な時期にも関わらず、当社グループは、ミッション及びビジョンを実現すること、そして当社グループの臨床試験において、提携先パートナー及び治験対象者の皆様に貢献することに注力しています。当社グループは規模が比較的小さいことから、柔軟な事業継続計画を迅速に発動することができましたし、引き続き当社グループ事業全体で順調な進捗が見られ、多くの戦略的機会を追求していくための体制を維持しています。当社グループは、提携による活動を拡大すると同時に、将来の有望な提携につながる次世代の新薬候補物質のパイプラインを進捗させるためのテクノロジー、ツール及び能力への投資を行っています。
▶先程「純資産を伸ばしていることがデータから分かる」と言ったように、やはり会社自身、研究の継続のために、資金提供の契約、増資、投資を積極的に行っていたようだね♪
当社グループは、引き続き将来のための十分な資本を有していると考えています。当社グループの有する手元資金、営業活動によるキャッシュ・フロー及び既存の資金調達手段と資金へのアクセスは、創薬及び初期開発活動、
運転資本、設備投資、債務返済をカバーするとともに、事業開発活動を推進するのに十分です。また、2020年7月16日、約50億円の新株式と約160億円の長期転換社債を発行しており、手取り金の大半は戦略的成長を狙った買収目的の使途に充当される予定です。
サイエンス及びテクノロジーに立脚したアプローチにより、当社グループは、過去10年間で24品目以上の前臨床候補物質を創出し、そのうち7品目(注)1は臨床試験入りしています。この高い創薬能力は、非常に効率的なアプローチによるもので、製薬業界の標準よりも1年から2年早く前臨床候補物質を創製することができます。
当社グループは、提携及びベンチャーとの協業から得られた利益を、中核テクノロジーが継続的に刷新・強化できるよう投資しており、これまでに以下の取り組みを行っています。
-スイスのG7 Therapeutics AGの買収
-ドイツを拠点とする革新的なDNAコード化化合物ライブラリ技術を保有する企業、及びAI(人工知能)に関するアプローチについてのケンブリッジ大学との協業
-ノーベル賞を受賞しているクライオ電子顕微鏡に関するテクノロジー等への積極的な投資
・当社グループは、最先端のサイエンスとテクノロジーを維持し、革新的な創薬におけるリーダーシップを強化するために、より新しいテクノロジー、ツール及びプラットフォームを利用可能にするための導入または提携を行っていく所存です。
2020年5月1日、当社グループは、ノバルティス社が、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(以下「CHMP」)によりコントロール不良な喘息の成人患者の維持療法としてエナジア® ブリーズヘラー®(QVM149;
インダカテロール酢酸塩、グリコピロニウム臭化物及びフランカルボン酸モメタゾン「IND/GLY/MF」)が欧州連合における承認を勧告されたことについて公表したことを開示しました。
2020年6月5日、当社グループは、ノバルティス社が、第Ⅲb相臨床試験(ARGON試験)の全ての結果がRespiratory Medicineにオンライン掲載されたと公表したことを開示しました。第Ⅲb相非盲検臨床試験(ARGON試験)において、単一吸入器により定用量投与可能な1日1回投与の高用量及び中用量のエナジア® ブリーズヘラー®が、2つの異なる吸入器による1日2回投与の高用量サルメテロールキシナホ酸塩/フルチカゾンプロピオン酸エステル(以下「Sal/Flu」)と1日1回投与のチオトロピウム(以下「Tio」)の併用療法によるコントロール不良な喘息患者に対して生活の質の向上に対する非劣性が示されました。副次的解析の中で、高用量1日1回投与のIND/GLY/MFは高用量Sal/Flu+Tioと比較して、呼吸機能、喘息コントロール、健康状態の改善、及び中程度の増悪の低下(予備解析)が認められました。
▶喘息治療に関する研究は、かなり進んでいて欧州連合や世界的にも技術を認められているね♪
2020年1月14日、当社グループは、スピンオフ企業であるOrexia Limited(以下、「Orexia社」)及びInexiaLimited(以下、「Inexia 社」) による科学的な著しい進展により、40 百万ユーロのコミットメントの下で、ベンチャーキャピタルであるMedicxi社から次なる資金提供が実行されたことを発表しました。当社グループ及び重要なアセットに特化した企業への資金提供を専門とするMedicxi社は、GPCRであるオレキシン受容体OX1及びOX2のポジティブモジュレーターを基礎とする、ナルコレプシーを含む神経系疾患に対する新規治療法の開発を目指し、2019 年にOrexia社とInexia社を設立しました。
2020年5月7日、当社グループは、当社のスピンオフ企業であるOrexia社及びInexia社と連携して開発中のオレキシン受容体作動薬プログラムでさらなる進展があったことを発表しました。当社グループは、独自のStaR®
技術と構造ベース創薬アプローチにより、アゴニストと結合したオレキシン受容体OX2の構造解析、さらに低分子化合物の結合部位特定に成功しました。受容体の構造に関するこれまでにないより優れた知見は、神経系疾患
を標的とする新規分子の創薬と開発の最適化に極めて有益となります。Orexia社とInexia社は、Medicxi社による40百万ユーロのコミットメントの下で資金提供を受けています。
▶「オレキシン受容体」についての研究( 神経疾患の治療の研究 )の成果を認めて、追加で4000万ユーロ( 約50億円 )を出資してくれる会社が現れたみたいだね♪
Aditum Bio社は、多くの患者が必要としている医療ニーズを対象とするバイオ医薬品アセットの取得と開発に重点を置く投資会社です。同社は、個別のスピンアウト企業を設立し、これらの開発候補品の市場投入を加速するために第Ⅰ相及び第Ⅱ相臨床試験を実施する戦略をたてています。Aditum Bio社はまた、デジタルデバイス(モバイルアプリなど)を利用した行動変容と医薬品を組み合わせ、患者の治療のサポートや服薬遵守の改善を行い、最終的にはより良い治療成績を実現することを目指しています。Aditum Bio社は、医薬品業界で事業経験が豊富なジョー・ヒメネス(ノバルティス社の元CEO)、マーク・フィッシュマン(ノバルティス バイオメディカル研究所の元所長)によって共同設立されました。同社は、従来の臨床開発を行う企業よりも迅速かつ低コストで革新的な臨床試験の実施を可能にする、バイオ医薬品対応のプラットフォームであるTrialSpark, Inc.と協業しています。本契約の条件に基づき、Tempero Bio社は、GPCR構造ベース創薬(SBDD)プラットフォームを活用して、当社グループにより精密に設計された開発候補品HTL0014242を含む、強力で経口投与が可能な代謝型グルタミン酸受容体5(mGlu5)NAMのポートフォリオに関するグローバルでの独占的権利を取得します。開発候補品HTL0014242の開発コード名は今後TMP301に変更されます。またTempero Bio社は、当社グループが保有する、本プログラムに関する豊富な臨床及び前臨床データパッケージ、特許及びノウハウにアクセスすることができるようになります。その対価として、当社グループは契約一時金及び戦略的株式持分としてTempero Bio社の株式を受領するとともに、将来の成果に応じて開発及び商業化マイルストンを受領し、さらに将来の製品販売からの段階的なロイヤリティを受領する権利を有しています。
▶巨額の医療投資を中心に行うAditum Bio社が、そーせいグループのバックについているということだね♪
また、バイオ外資のTempero Bio社と綿密な関係にあることも示しているね♪
当第3四半期連結累計期間のマイルストン収入及び契約一時金は、前年同四半期比3,130百万円減少し、1,962百万円となりました。マイルストン収入及び契約一時金は、あらかじめ定められた成果を達成できるかどうか、あるいは新規提携契約が締結できるかどうかによって、四半期毎に変動する可能性があります。この減少は主に、当第3四半期連結累計期間に研究開発に関する既存の提携先からの2件の5百万米ドルのマイルストン収入を受領した一方、前年同四半期にはAstraZeneca社からの15百万米ドル等の重要なマイルストン収入及び相当額の契約一時金を受領したことによるものです。なお、当社グループは一度に受領する金額が約5百万米ドル以上のものを「重要なマイルストンに関する収益」に分類しています。
決算資料の業績数値
赤字だけど、▲の通り、こうしたバイオ研究企業の株価は「目先の業績の数字」よりも「研究成果」の方が重視されるよ♪
今回も勉強になったかな?
もし勉強になったら、▼も読んでみてね♪
<必須>
★必ず読んでほしい記事まとめ【超重要】
★上がる銘柄を厳選する条件【プロが徹底解説】
<人気>
◯含み損を抱えている人物を特定する方法
◯上がる銘柄を厳選する条件【プロが徹底解説】
◯オルトプラスのストップ安で苦しんでいる方へ【仕手株の攻略法】
これからも一緒に頑張ろうね!
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