【10倍株】すららネットの銘柄分析【プロが徹底解説】

株FXの毒舌な妹だよ♪(▶Twitter)
妹の中の人はファンドマネージャーとして勤務後 (元機関投資家だよ)、現在は独立して株式投資家として生活しているよ♪
過去の相場予想のリンクはこちらを読んでね♪ (◀20社以上連続で、ほぼ100%的中しているよ♪）

★「自己紹介」を読んで「私(中の人)の経験が面白そうだ！」と思ったら▼を読んでみてね♪

今回は「BASE(4477)」と並んで1年で株価が10倍になった「すららネット(3998)」について分析したよ♪

コロナウィルスで3密を避けるために「電子教育が広まる」ことが期待されて株価が10倍になった銘柄だね♪
「個別銘柄の投資法」に沿って記事を書くよ♪

チャート分析

この文章を書いている10月26日～11月27日までの相場は、明らかに「レンジ相場」や「横ばい」の相場だね♪

レンジ相場は、機関投資家が
①将来株価を上げるために株をこっそり買い集めている。
②将来株価を下げるために株をこっそり空売りしている。
③上昇した株価で、こっそり利益確定を繰り返している。
④空売りで株価を暴落させた後で、こっそり空売りの返済買いをしている。

のどれかなんだ♪
レンジ相場は、一般的にランダムウォークとか方向性が分からないとか言われているけど、プロから見ると実際はちがうよ♪
「値動きの真実」を読んでもらうと分かると思うけど、殆ど全ての証券市場において「全ての値動きに意味がある」んだ♪

10月22日以降から大幅下落しているので、10月26日～11月27日にかけては、機関投資家は明らかに④をしているよ♪
また、④だけでなく、①か②を同時に行っているケースも多いよ♪

④だけは100％確実なので、10月22日までの8000円～9000円台で空売りをしていた人は、ここ(10月26日～11月27日)で利益確定をしてしまおう♪
(逆にここを逃すと、リスクが急激に高まる。)

「長期投資法」でプレゼントしていたツールの1つが反応し始めているよ♪
私(中の人)が投資銀行(機関投資家)時代に使っていた、「同業他社の機関投資家が①～④等の理由で株を買い続けていることを確認するツール」だよ♪　ここからも、▲の考察が正しいと分かるね♪
機関投資家が④や①で株を買い続けている時期のため、それに気付いた他の投資家が買い集まった時、株価が上昇するケースも多いよ♪
(11月30日に追記▶日経マイナスの日なのに、翌日に早速プラス4％上昇までしたね♪）

ただし、次の章で説明する通り、すららネットは超割高な銘柄なので、
「長期投資法」の画像説明で書いた緑縦線のようにまだもう一二段下がる可能性もあるので、少額で打診買いか、ノーポジションがまだ良いかもね。

割高感・割安感の分析

11月27日時点で、このようになっているよ♪

PERが１１８倍、PBRが３３倍と「ウルトラ割高」だね♪
EPSとBPSもそれなりに割高。

「割安株投資が好きな人」は、この時点で投資候補から外そう。
（参考▶割安株で100％上がる株の共通点と実践方法）

すららネットは「将来性・話題性・テーマ株」が好きな人向けの銘柄だね♪
(参考▶テーマ株はポケモンのように覚えよう♪)

こうした「実際の企業資産」よりも「値動きの期待」に重きを置いた投資法は、「余剰資金戦略」で行うと安全だよ♪

ちなみに、PBRについては、すららネットに限らず、どのIT企業も全体的に高い傾向があるよ♪ 次の章で、それを解説するね♪

IT企業のPBRが高い理由

IT企業は、メインの商材がパソコンのプログラムなどで作ったサービスが多いんだ。プログラムツールや、ネットサービスは、作ろうと思えばお家で1人～数人で作ることが出来る。
IT企業は、▲の100人とか1000人バージョンということだね♪

そのため、極端な言い方をすると多くのIT企業は「お家のパソコンだけで出来る「原価が0円」のお仕事を、会社に皆が集まって行っている状態」なんだ♪

実際にはビルの家賃や、社員の人件費をコストに支払うから、原価は多くかかっているんだけど、それでも自動車工場や◯◯設備に比べると、会社経営するコストは数分の１～数十分の１までに少ない。

IT企業は
①原価が非常に安く、少ない資産で稼げるサービスを提供できる。
②しかし多くの投資家は「今何円の資産があるか？」より「今どのくらい稼げるか？」に重きを置いている人が多いので、皆が株を買ってきて株価が高騰する。
③その結果、PBRが、他の業種に比べてかなり割高になる。

ということだね♪