【株FX】バフェットがウェルズ・ファーゴ株を全て売却【銀行株】

株FXの毒舌な妹だよ♪(▶Twitter)
妹の中の人はファンドマネージャーとして勤務後 (元機関投資家だよ)、現在は独立して株式投資家として生活しているよ♪
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【株FX】バフェットがウェルズ・ファーゴ株を全て売却【銀行株】

ウェルズ・ファーゴ( Wells Fargo & Company )とは、アメリカ最大手の銀行だよ♪
アメリカ合衆国の「カリフォルニア州サンフランシスコ」に本社があるんだ♪ ( 米国株は、SBI証券や楽天証券で、日本株と同じように売買できるよ♪ )

バフェット( 世界一の投資家 )のポートフォリオで常にトップ5以内の割合を占めていた株だよ♪ しかし、2020年頃から徐々に保有量を減らし、2021年5月までには全てを売り切ったとニュース報道されているよ♪

今回は、プロ投資家の目線から、バフェットとウェルズ・ファーゴを深堀りするよ♪

毒舌な妹の総評

①なぜバフェットは大量保有した?

ウェルズ・ファーゴは元々「銀行のお金を、デリバティブ(※1)などをあまり使わず、地道な顧客営業などで利益を稼ぐ銀行だったよ♪

バフェットは、そうした「実体経済に基づいた、地に足のついた経営方針」・「割安さ」・「利益率などファンダメンタルの健全性」・「経営者のカール・ライチャートと、ポール・ヘイゼンの人格(※2)」に信頼を置いて投資したよ♪

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※1デリバティブ=広義にはFXやCFDを含むけど、その中でも特にレバレッジが高くリスクの大きい投資を指して言われることが多いよ♪

※2カール・ライチャートと、ポール・ヘイゼン=バフェットと個人的な親交があったと言われているよ♪ 優れた経営力と誠実さがあるとして、バフェットは絶賛していたよ♪
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1989年にウェルズ・ファーゴを所有してから、実に30年間もの間、ずっとバフェットはウェルズ・ファーゴを所有し続けていたよ♪
( その後も30年に渡って増資や市場暴落のたびに買い集め続けていた。 )

1989年の株価が( 株式分割・増資後の株価で)2ドル前後だったものを、2020年のコロナ暴落中に50ドル~25ドルで売ったので、株価10倍~25倍で売ることが出来た計算になるね♪

次の章から「バフェットが全株売った理由」について解説するよ♪

▼ ウェルズ・ファーゴ( WFC ) の1989年以降からのチャート

ウェルズ・ファーゴ30年

②なぜバフェットは全株売った?

実際の所は、本人に聞いてみないと分からないけれど、銀行業界よりも「ウェルズ・ファーゴ自体に失望した」ことが原因だと思う。

実際、バフェットはウェルズ・ファーゴを全売却した資金で、バンク・オブ・アメリカなど別の銀行株を大量購入しているよ♪

ウェルズ・ファーゴは2016年頃から、お客さんの承認なしに勝手に銀行口座を作ったり、クレジットカードを作ったり「不正営業」が蔓延しはじめていたよ♪

そして、もう30年も経ったので、バフェット本人が絶賛していた「カール・ライチャートと、ポール・ヘイゼン」も、もう居ない。
配当金も2020年に減配したよ♪

ウェルズ・ファーゴ自体のほころびが目立ち始めたので、大ダメージを受ける前に売却したということだね♪

「お客さんや社員の信頼を失うような経営を繰り返す会社」は「レオパレス」の前半と後半でも書いたように、いずれそれが国中に知れ渡って、業績がガクンと落ちる運命にある。 それを警戒して、ウェルズ・ファーゴを全て処分してしまった、ということだよ♪

ウェルズ・ファーゴは投資不適格なのか?

最大手の銀行であることにまだ変わりはなく、永久衰退とか倒産とかは今の所心配なしだよ♪ 業務改善が行われる希望は残っているよ♪
バフェットが売却した後も、2021年5月現在は上昇トレンド中だよ♪

バフェットは,世界トップクラスの富豪になった後も、私生活は倹約を貫いているよ♪  また過去には「ネブラスカ・ファニチャー・マート」や「フライト・セーフティー」などの数多くの社長が、バフェットの人格に惹きつけられて、他社ではなくバークシャー・ハサウェイ(◀バフェットの会社)の傘下に入ったと伝えられているよ♪

そのため、バフェットは投資やビジネスをする上で「お金儲けよりも生き方や誠実性を重んじる人物」だよ♪ 
今回のバフェットの投資判断は、上昇トレンドとかの利益よりも、「ビジネスパートナー/顧客/バークシャー株主へ向けて、誠実性を重視した回答」だと考えられるよ♪

ウェルズ・ファーゴへの投資判断は、お兄ちゃんの生き方によって考えてみてね♪

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これからも一緒に頑張ろうね♪

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